横浜市南区弘明寺のアレルギー科・耳鼻咽喉科
いでい耳鼻咽喉科医院

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【No.114】イチローや大谷翔平から学ぶ 先入観を捨ててみましょう!

私は日常の診察の中で、病気を早く治し、同じ病気にかからないようにするために、アドバイスをすることを心がけています。そんな中で、アドバイスをしても、なかなかのってくれない患者さんもおられます。私の説明にも問題があるかもしれませんが、何か強すぎる先入観を持っている気がしてなりません。

そんなのムリ
私はキライだ
くだらない
自分には役立たない
女(男)がやること
つまらなそう
恥ずかしい
カッコ悪い(補聴器など)

こんなところでしょうか。

限界を作らない、という野球選手のイチローの有名な言葉があります。素晴らしい言葉で、数々の記録を塗り替えることが出来た理由が分かる気もします。子供の時に交通事故に合う前までは、守備でも最も重要なピッチャーをやっていたそうです。事故がなければ、現メジャーリーガーの大谷翔平のように二刀流になっていたかも知れません。

私の妹は中学の教諭を30年以上勤めていました。その妹の話では、イチローは中学生時代の成績はオール5で、教師の間では有名だったと聞きました。もちろん体育はダントツに出来ていたそうですが、数学、家庭科や音楽まで5。公立中学校では、5は上位7%だけしか与えられません。1クラス40人学級ならば、2~3人だけです。男女別にすると1~2人だけ。これが全ての教科で5を揃えるとなると、いかに大変なことでしょう。妹は30年以上の勤務の中で、そんな子には1人も出会えなかったそうです。惜しい子はいても、大抵は体育で5が付かなかったようです。

ちなみに、大谷翔平も中学時代の成績も、体育がずば抜けていたことは容易に想像出来ますが、他の大半の教科でも5だったそうです。ピッチャー、打者、走塁、全て超一流なのも、納得出来ます。つまりオールラウンダー。

そこで、一番大切なことの1つは、先入観を出来るだけ持たないことです。

大半の先入観は、自分の可能性を制限しています!

もっと柔軟に考えて、何でも興味を持ち、自由に行動(挑戦)できた方がいい。そう思いませんか?