2020/07/15
毎日様々な患者さんがみえますが、毎日感じることは、たくさんの薬を長期に飲み続けている人が多いなぁ、ということ。
本来なら本当に必要な薬を最低限使うようにすべきなはずです。
そうしないと、新たに病気が増えるたびに薬も増え続けることになるし、薬の副作用や費用も当然ながら増えていきます。
それでは薬を減らし、短期間の服用にするためにはどうすればいいでしょう?
まずは、医者から自分の病気と重症度をしっかりと教わり、その原因と日常生活の注意点まで説明してもらうことです。そのことにより、初めて患者さん自身も適切に努力できて、病気が早く治るか軽くなり、薬を減らすことが可能になります。患者さん自身も協力が必要です。
また、繰り返し医者に説明を聞くことはいけないことではなく、むしろ何が分からないかをハッキリと訴えていくべきだと思います。
どうしても納得できない場合には、セカンドオピニオンをお願いしてみてもいいと思います。
実際に薬が半分以下になったり、必要がなくなったりすることは稀ではありません。
当院では開業以来、もし納得できない場合に他の医療機関に行かれても、全くとがめることはしないようにしています。また、当院にセカンドオピニオンで来られる患者さんもおられます。