2020/10/29
寒暖差に弱くて、特に気温が下がるとすぐに体調を崩して、鼻水やくしゃみが止まらない方が増えてきました。このような方は、以前は低血圧や貧血の方に多く見られました。血流が悪く身体が冷えやすいのが特徴です。
でも、最近では運動不足やエアコンの部屋で長く過ごされ、身体の体温調節が苦手になっている方が大半です。適度な運動をして、血流が良くなるニンニクや生姜などを意識的に食べるようにして下さい。出来れば寒くても、少しでも外にいる時間をつくり、身体を寒さに早くならせて下さい。寒くなったらば、腕を大きく振って出来るだけ速く歩いてみましょう。前に歩いている人をドンドン抜くようにしていくと、身体は暖かくなっていきますよ。どんなに寒い真冬でも走れば身体は熱くなります。正月の箱根駅伝を見られている方は理解していただけるはずです。辛くなったら、無理しすぎずにコンビニやスーパーなどの店に入れば店内は暖かいはずですから、身体は温まります。それでも身体が冷え切ってしまったらば、暖かい飲み物や食事をたくさんとって下さい。
寒いからといって室内で動かないのが一番悪いこと。じっとして動かないでいると身体はますます冷えていきます。体温を作っているのは主に筋肉ですし、筋肉を動かすことによって熱が生まれます。筋肉が少ない方はその分熱が生じにくく、冷えやすい身体と言えます。筋力を付ける運動も大切です。
先ずは暖かい時間帯に頑張って外に出かけてみて下さい。私は休みの日に時間が有れば、近所の大きな公園や神社に出かけて、草木を見つめて、小さな発見をして、季節の移り変わりを感じ、楽しんでいます。私にとってはリフレッシュになり、体力維持には大切な時間です。