2022/01/26
カビのアレルギーにも注意!
冬と夏は特にカビアレルギーにも注意して下さい。機密性の高い家が多くなって、カビのアレルギーが増えてきました。
カビアレルギーは、花粉症と似ていて、次のような症状が出ます。くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、咳、肌荒れ、湿疹、微熱。花粉症とは逆で、ダニやハウスダストと同様に室内で症状が悪化します。複数のアレルギーを合併することも少なく有りません。
冬は、窓、サッシ、エアコン、加湿器、換気扇の清掃が特に大切です。理由は部屋全体にカビを広げてしまうから。更に水回り(洗面所、風呂場、トイレなど)、寝具、換気が悪いクローゼットや靴箱なども気を付けて下さい。
冬は窓やサッシは結露して、カビが生えやすい環境になりますので、水滴を拭き取るなどの掃除をします。エアコンや換気扇はフィルターを定期的に掃除し、室外機周りの掃除も忘れないようにしましょう。加湿器は毎日濯いで、水を換えて下さい。風呂場は浴室乾燥の機能が有れば有効ですし、無ければタオルなどで水滴を拭き取ります。シーツはまめに洗濯して、布団も干します。花粉症の方は、室内干しか、布団乾燥機でも良いでしょう。
花粉症に対してはあまり換気をしてはいけませんが、カビ対策にはしっかりとした換気が大切です。 冬は寒いですが、一定の換気は毎日続けて下さい。