2023/01/11
環境省は毎年スギ雄花花芽調査をおこない、スギ花粉の飛散予測を発表しています。その結果、関東、北隆、中国地方などで、スギ雄花の量は過去10年で最大値を超える観測値が報告され、2023年春のスギ花粉飛散量は極めて多くなる予想です。
スギ雄花の花の量は前年夏（6～8月頃）の気象条件に大きな影響を受けます。2022年の夏（特に6月）は気温が高く、日照時間が長かったことから、スギ雄花の花の量が増えたとされています。
当院にも、年明けにスギ花粉症の症状(くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目の痒み)を訴える患者さんが急に増えて来ました。気温はまだ低いにもかかわらず、花粉症の患者さんは、明らかに連年に比べて早く来院されています。これは、今シーズンのスギ花粉が多いことを意味しています。
早め早めの対応をして下さい。
花粉症の方は、新型コロナウィルス感染症COVID-19やインフルエンザに感染しやすいと、私は考えています。このことに対しては、次のブログを注目して下さい。