2023/10/17
温度差に弱い人は、寒暖差アレルギーと呼ばれることもあります。
でも、たいていの人は、治すことができます。
温度差に弱い人は、暑さに弱いか、寒さに弱いのです。重症な方は、その両方です。
暑さ寒さの両方に強い人は、寒暖差が大きくてもついていけます。
つまり、解決法としては、暑さと寒さに強くなることです。
私の場合は暑さには強く、夏でもクーラーはほとんど必要ありませんが、逆に寒さには大変弱く、困ったものです。正月になると、毎年箱根駅伝があり、私はテレビで観戦することが恒例になっています。大学生の選手は、寒い季節に、薄着で、汗をかきながら颯爽と走っている様子に、羨ましいと思っています。
特に、暑さ寒さの両方とも弱い人は、まず暑さか寒さのどちらかを得意にして下さい。例えば私のように暑さに強い人は、寒さにだけ気をつけていればよいのです。寒さに強い人はその逆。両方とも弱い人は、夏冬以外にも、気候の変動が大きな季節も気をつけないといけなくなります。残念ながら、日本の気候はちょうど良い気候が続くことは少ないため、1年中体調を崩しやすくなるのです。
それでは、寒さに弱い人は、どんな人が多いでしょう?
痩せている、皮下脂肪が少ない筋肉質な人、血圧が低い、貧血、血流が悪い、代謝が悪い、偏食、食事の量が少ない、運動をしない、座っている時間が長い、動作が遅い、筋肉が少ない、ストレスを溜めやすい、不規則な生活、室内にいる時間が長い、エアコンをよく使う、すぐに厚着をするなど。
暑いのが弱い人は?
太っている、皮下脂肪が多い、血圧が高い、食べすぎ、アルコールが多い、運動をしない、ストレスを溜めやすい、不規則な生活、室内にいる時間が長い、エアコンをよく使うなど。
両方とも弱い人は?
運動をしない、ストレスを溜めやすい、不規則な生活、室内にいる時間が長い、エアコンをよく使う食事や睡眠に注意が足りない、体力が低下しているなど。
以上のことに注意して、生活習慣と体質を改善して下さい。
もちろん、持病があって、努力できない場合や努力してもなかなか良くならない場合もあります。また、遺伝で、十分な効果が表れない場合もあるのは、理解しています。
たとえ、そんな方でも、黙って見ているだけでは、必ず暑さ、寒さに弱くなっていきます。そして温度差の大きい季節の変わり目も苦手になっていきます。何故ならば、これらの最大の要因は、実は加齢だからです。努力しない限り、加齢に従い、どんどん弱くなっていきますよ。