2023/11/13
WHO(世界保健機関)では、「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいう」と定義されています。つまり、健康とは通常考えられているよりも、遥かに主観的なものでもあり、精神的な健康や社会的な健康を、他者の視点で評価することは必ずしも妥当ではないという考え方です。
つまり、大きな病気がなくても、健康とは言えないこともあります。みなさんはいかがでしょうか?
残念ながら、通常の医師は、病気を見つけ、原因を推測して、治療をすること、しか考えていません。
精神的な健康や社会的な健康を保ち、改善するには、自分自身の努力と、周囲の人の助けが必要となります。
これがなかなか難しい。
自分だけの問題ではないからです。精神科の医師やカウンセラーの助けが有効な場合もあるでしょう。
私は、ストレスの強そうな患者さんには、時間があれば、診察の最後に一言かけるようにしてきました。また、ブログでも、精神的に健康になるためのアドバイスを続けてきました。
でも、社会的な健康には無力です。あまり辛くなるようでしたら、役所などの公共の担当者に、遠慮なく相談して下さいね。