2023/12/19
今年ももうすぐ終わりを迎えようとしています。当院の患者さん、私のブログを読んで頂いる方々、そして医院のスタッフを含めた関係者の方々、この1年色々と有難うございました。そして、年明けにこの文を読まれた方に対しては、明けましておめでとうございます。
令和5年の夏に、大学時代の友人が亡くなりました。同い年で、同じ水泳部で、体を鍛えるのが趣味のような筋肉ムキムキな人でした。ですから、意外で、まだ実感が湧きません。他の旧友と話しても、同様の応えが返ってくるだけで、誰も詳しいことは知らされていませんでした。ある意味、彼らしい引き際とも言えます。
約25年前にも同様の経験をしたことがあり、10年前に医師会の雑誌にエッセイを投稿したことがありました。そのエッセイが意外にも評判がよく、少し修正して、今年最後のブログとして、掲載することにしました。
ラストレター
まだ私が若い30代後半の時の話。クリニックが開業したばかりのある日、1枚のFAXが送られてきた。