2024/06/27
テレビを見ていたり、会話をしている時に、何を言っているのか聞き取れない。
まずは、耳鼻咽喉科で検査を受けて、診断と原因を明らかにしてもらうことはもちろん大切です。難聴は治療で改善することが多いのです。でも、加齢による難聴は、残念ながら改善しないので、補聴器が必要になる場合もあります。
音は分かっても、言葉が理解できない病気もあります。その場合には語音明瞭度検査が必要になります。通常の聴力検査は音が聞こえるかどうかを検査しています。語音明瞭度検査は言葉が聞き取れるかを検査しています。
語音明瞭度検査の結果が悪い場合には、積極的に脳トレをすることが必要です。最近物忘れが多い、なかなか覚えられない、思い出せない、といった症状が出てきた方にも脳トレは有効です。認知症の予防にも効果的であることも分かっています。
一般的な脳トレは、計算問題、将棋や囲碁、短歌や文を書く、音楽を演奏するなど。
でも、もっといい方法を見つけました!それは、普段の生活で確実に暗記をするトレーニング。
私のように植物が好きな場合を例に上げます。
公園を散歩をする時に、木や草花には名前のついた札がかけられてあることがあります。気がついていましたか?
この名前を覚えていきましょう。
散歩するたびにに、繰り返します。ある公園を制覇したら、他の大きな公園に出かけて下さい。更に温室や花屋さんに行けば、いくらでも覚える対象は増えていきます。名札が付いていない植物でも、最近では、簡単にスマホで写真を撮り、検索ができます。名前だけでなく、その植物の色々な情報も分かります。
そこまでくると、他の人からも感心され、褒められ、楽しくなってくるはずです。散歩の距離も確実に増え、行動範囲も広くなり、日々の運動にもなります。他の人と話す機会がも増えていき、更に知識が増えていきます。
いかがでしょうか?毎日の習慣に出来るような、自分だけの脳トレを見つけて下さい。