2025/01/15
これからの季節、花粉症の方や寒さに弱い方は突然出るくしゃみに悩まれるはずです。また、コンサートや映画館でくしゃみが突然出てしまい困った経験のある方もいるかと思います。そこで今回はくしゃみの話。
まずは、なぜくしゃみが出るのか?
鼻の中に自分にとって嫌なものが入ってきて、これを体の中に入れたくない時に出ます。ちなみに、のど、気管、気管支や肺の場合には咳が出ます。
鼻の中には空気が入るので、その空気が問題。細菌やウィルスに対しては誰でもくしゃみは起こり、必要なものです。
つまり、くしゃみは生体防御反応の1つで、本来とても大切なものなのです。
アレルギーの方の場合はスギ花粉などの抗原がある程度以上の量(閾値)入ると、追い出す必要があると判断され、くしゃみが出ます。好ましくない原因(抗原)とは、花粉症の方ならば原因となる花粉。他にもアレルギーの方はダニ、ハウスダスト、カビ、イヌやネコなどのペットの毛などで起こります。
他にも、冷え、寒暖差、強い匂い、タバコなどの煙、コショウなどの香辛料、強い光などでもくしゃみは起こることが有ります。
でも、くしゃみが好ましくない場所で出たり、繰り返したり、強い場合には、大変困りますね。
くしゃみが起こらないようにするには、その原因を無くすか、減らせばよいのです。
でも、突然くしゃみが出そうになったときに、何とか出ないようにする方法を特別に教えましょう。完璧ではありませんが、試してみて下さい。それは、
つばを数回繰り返しのみ続ける!
そうすれば、鼻の中に入った嫌なものが、後ろに移動していき、のどに落ちるからです。鼻腔の底辺は後ろに向かって下に傾斜しており、後端は飲み込む時に動いて、更にのどに落下しやすくなります。のどに落ちれば、あとは飲み込んで、胃の中に入り、通常消化、殺菌され、大便として肛門から排泄されます。
つばを数回繰り返しのんで、嫌なものが鼻から離れるか、ある程度以上少なくなればくしゃみは止まることが多いのです。ぜひ試してみて下さい。