横浜市南区弘明寺のアレルギー科・耳鼻咽喉科
いでい耳鼻咽喉科医院

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【No.17】ストレスと闘っている戦士へ

withコロナの現代はストレスを特に溜めやすい時代と言えます。毎日ストレスとの戦いを続けて、疲れ切っている方も少なく有りません。今日突発性難聴で来られた患者さんもそんな1人でした。他にもめまいや耳鳴りなどストレスが関係する患者さんが明らかに増えています。そこでストレス解消について少し書いてみます。私自身もストレスを溜めやすい方ですので、自分の為でもあります。
まずは出来ないことを考えすぎない!
コロナの時代、なかなか仕事が思うように出来ない方がほとんどでしょう。例えばレストラン、飲み屋、コンサート、演劇などは壊滅的です。仕事の出来る時間が制限されて、どうしてもお客さんを増やせず、収入が減り、従業員を減らさざるを得なくなっています。こんな時には少しでも状況を改善できる方策を考えて、勇気を出して実行しなければなりません。しかし、現実的にはそう簡単には思うようには進みません。そこでストレスがかかっていきます。そんな時には出来ないことは考え過ぎ無いようにします。
目標をいく分下げて、たまには出来ていることを考えてみて下さい。意外に頑張っていることに気がつき、少し楽になっていきます。そう、なんだかんだ言っても皆んな頑張って生きています。
私は通勤時に、白い杖を突いてゆっくりと歩いている目が悪そうな方を何人も見かけます。そんな方々が毎日頑張って満員電車に乗り、通勤しているのを見て、以上の事を感じました。     
私の友人で、とても元気そうだった医者も55歳で突然脳梗塞になり、半身麻痺で長期に入院し、退院後もリハビリを続けています。もう元のようには手足は動かないことは自覚して、自分の医院は閉院してしまっているようですが、新しい仕事を始めたそうです。杖を突きながら、前に歩き続けています。
ちなみにリハビリとは、失われた機能を完全に回復させることを主な目的にはしていなくて、残された機能を高めて日常生活を送れるようにすることを目的にしています。病気に悲観して絶望的にならずに、今出来ることを考えて少しづつでも進み続けることをしています。