2021/02/22
前回のブログの続きです。
子どもが医療機関の中で大泣きして、大暴れをすると、親子さんは大変困ると思います。今回はそんなお子さんのカンタンな治し方をお話しします。
子どもが大泣きしたり、大暴れすると、大抵のお母さんはすぐに抱っこして、優しく言葉をかけていました。一部のお母さんは更にお菓子まであげていましたし、診察後に何か買ってあげる約束までしていました。これがいけない!幼児にとってお母さんの抱っこほど嬉しいものは有りません。悪いことをした時には、そんな最高のご褒美をあげてはいけません。医院で大暴れや大泣きをすることはいけないことだと教え、辛くても頑張れる強い子どもに育てたいのならば、少なくとも抱っこは絶対にやってはいけないことです。無視するか、しっかりと叱る、そして教育すること。その積み重ねが、必要です。こんなことを話すのは余計なことかも知れませんし、たまに私がお母さんから怒られて、ネットに変な書き込みされたことさえありました。でも、いつかは分かってくれることを期待しています。
そして、子どもが診察を頑張って受けられたならば、しっかりと抱きしめて、たくさん褒めてあげて下さい。子どもは、お母さんの抱っこや褒めてもらえることを期待して、だんだん頑張れるようになっていくはずです。
医療機関で大泣きや大暴れする幼児は、親がその気になりさえすれば、すぐに治せますよ!